また、わかりづらいアイドルにハマってしまった!!(;O;)
体が大きくて胸板の厚い“恐いくらい男っぽいアイドル”が多い韓国で、
NRGはちょっと違う。身長もそれほど高くないし、いつまでたっても犬
コロのように少年っぽい。朗々と歌いあげる系がお好きな国民性の中で、
どちらかというとジャニーズに通じる“程好い歌唱力”も私の心を和ませ
る。デビューして4年。ソンジン&ミョンフンのお兄さん組は、NRGを
結成する前に“ハモハモ”という若干おぽんちなデュオグループで活躍し
ていた。だから現在すでに24歳と、アイドルと呼ぶにはもうギリギリな
年齢になっている。若手の美形2人(ユミンとソンフン)も、今年21歳
になる。実はこの2人は“ハモハモ”のバックダンサーだった。昔のビデ
オを見ていると、後ろに若くてカワイイ2人を見つけることができる。も
う一人、他のアイドルグループで歌っていたファンソンが加わり、当初N
RGは5人グループでスタートした。若手3人にお兄さん2人という構成
は、まるで光GENJIだ!
デビュー当時は、アイドル歌謡の王道を行くカワイイ楽曲をラブリーな
衣装で歌い踊っていた。次第にハードなロックテイストが入り込むが、N
RGのウリでもあるラップとの融合は変わらない。第3集からは、お兄さ
んの2人が抜けて若手3人だけのグループになった。さあ、再出発!とい
うその矢先に、思いもよらない不幸が彼らを襲う。年齢的には一番若い金
城武似のファンソンが、原因不明のウィルスに倒れ、たった3日間であっ
という間に逝ってしまった。そのあまりにも若い突然の死に、メンバーや
ファンはもちろん韓国中が衝撃を受けた。これでNRGは“薄幸”のアイ
ドルの烙印を押されることになる。奇しくも中国大陸でのプロモーション
が成功し、北京公演が一ヵ月後に迫っていた重要な時期だったので、急遽
ソンジン&ミョンフンが呼び戻され、北京公演を成功に導いた。また、個
性的な声でラップをリードするクール・ビューティ!私が最も好きなソン
フンは、今春、肝臓病の父親を助けるために、命がけで肝臓移植の手術を
した。なんだかこれでもか!とNRGには試練が待っている。
この夏、1年ぶりに新生NRGとして活動を開始した4人が、リリース
した新曲はまさに“悲”。壮絶な悲しみを背負うメンバーを、たくさんの
根強いファンが支えている。なかなかヒットチャートの1位を取れない歯
がゆさが、また力いっぱい応援したい気持ちにさせる。とは言いながら、
実は彼らは韓国歌謡界きってのお笑いグループでもあることを忘れちゃい
けない。先日韓国で行われたコンサートでは、久々に爆笑トークが炸裂し
た。その陰と陽の激しいギャップがたまらなくイイ!NRGは中国で絶大
な人気があるので、まだしばらく解散はないとのこと。その言葉を信じて
もう少し見守って行きたいと思っている。
